選択肢の表示/非表示ロジックとは、あらかじめ定義された基準に基づいて、マトリックス、単一選択、または選択式の質問で回答の選択肢を表示または非表示にする機能のことです。これらの基準は、以前にアンケートで質問した内容に対する回答であったり、事前に割り当てたカスタム変数であったりします。
アンケートが公開されると、すでに回答を得た回答の選択肢を削除することはできません。ただし、そのような回答項目を非表示にして、回答者に見えないようにすることはできます。たとえば、回答選択肢の中には特定の日を過ぎると利用できなくなるものがあるため、そのような回答選択肢を非表示にしたいとします。
ある靴製造会社が、商談の際に顧客が好む靴を調査する場合を考えてみましょう。
上記の質問で選択された性別に基づいて、アンケートは次の質問の回答選択肢を表示します。男性の場合、システムはフラットサンダルとヒールという選択肢を非表示にします。
選択肢を表示または非表示にする質問に表示/非表示ロジックを適用します。ロジックが正しく機能するためには、ロジックの元となる質問と選択肢を表示/非表示にする質問の間に改ページを入れる必要があります。
以下は、アンケートの作成に役立つロジックの選択肢です。
デフォルトで選択肢を表示します:デフォルトでは、すべての回答項目が表示されます。QuestionPro ユーザーはこの選択肢をオンにして、回答選択肢を非表示にすることができます。
基準:新しいルールを作成する前に名前を設定します。既存の基準を変更したり、異なる質問に適用するルールを追加することができます。QuestionProの調査ソフトは、基準のいずれかに当てはまる場合、選択肢を表示または非表示にします。
条件: 基準はシステムがアクションを実行し、アンケートの流れを決定するための条件から構成されます。条件には「If」ステートメントがあり、現在の質問で 1 つ以上の回答の選択肢を表示するか非表示にするかを決定します。以下のパラメータに基づいて条件を作成することができます。
質問
システム変数
ジオロケーション
メールリストコード
デバイスタイプ
アクション:条件を満たした場合、以下の2つのアクションを設定できます。
条件が満たす場合、質問を表示
条件を満たす場合、質問を非表示にします。
顧客フィードバック調査: 顧客の購入状況に基づいて、リアルタイムで選択肢を表示または非表示にすることができます。
コンセプトテスト: 前の質問で回答者が選択した選択肢に基づいた回答項目を回答者に表示するよう、調査をプログラムすることができます。
製品調査: 市場リサーチャーは、ユーザーが製品に求める潜在的な機能をすべて表示することができます。参加者が何を選択したかに基づいて、いくつかの「必ず必要な」機能を選択してもらうことができます。
関連性のある選択肢: このロジックは、アンケート参加者に関係のない選択肢を削除します。したがって、アンケート全体の要点を抑え、回答者が重要なテキストをフィルタリングする時間を節約することができます。
体験の向上: 回答者は、自分に関係する回答の選択肢を探す必要がないため、より良い体験をすることができます。全体的な体験が向上するため、アンケートの完了率が高くなります。
回答選択肢の表示/非表示に関するヘルプ資料で、この機能の設定方法と使用方法をご覧ください。